猫伝染性腹膜炎(FIP)の病型は、

多発性漿膜炎(腹腔や胸腔の浸出液貯留)と血管炎を特徴とするウェットタイプ(滲出型)と、

各臓器における多発性肉芽腫性病変を特徴とするドライタイプ(非滲出型)、両者が混ざっている混合タイプの3つがあります。

多くは、2歳未満に発症し、症状として発熱、食欲不振、元気消失などが認められます。

症状が進行すると、貧血や黄疸、呼吸困難、腹部膨満などが認められます。

有効な治療法が未だ確立されておらず、致死率が100%とも言われる不治の病です。

しかしながら、
中国の動物医薬品会社がMUTIAN X(ムティアン)という製品を販売しており、
治療に有効であるという報告がされています。
日本国内での扱いは、未承認動物医薬品となります。

非常に高額な薬ですが、当院でも扱いを開始しました。
在庫に限りがありますので、まずは電話でご相談ください。

FIP MUTIAN 福岡

株式会社こばやし動物病院