2歳のわんちゃん。

右後ろ足を時々あげて散歩をするとのことで来院されました。

悲鳴をあげたりとかはないそうですが、フトした時に、ケンケンするそうです。

触診にて、膝蓋骨内方脱臼グレード2(膝のお皿が簡単に外れてしまう状態で、普段の生活で自然に外れてしまうことがある状態)でした。

この子の場合は、症状がグレード2であったものの、ケンケンの症状が徐々に増えていっていることもあり、将来的にグレードが悪化し、足が悪くなり、手術ができなくなる可能性もあることも懸念し、手術をしました。

膝蓋骨内方脱臼の治療は、グレードや症状により、経過を見る場合も数多くありますし、
手術をした方が良い場合もあります。
飼い主様とよく話し合いをさせていただき、決めることが多いです。

楽しい散歩、遊びが、歳をとってからも長くできる方が良いですよね^^

その子に合った、ご家族様に合った治療をご提案できればと思います。パテラ

株式会社こばやし動物病院