当院では、猫伝染性腹膜炎(FIP)の治療を行なっております。
FIPと診断されたご家族様の来院や、九州や山口県の先生方のご紹介により、たくさんのFIPの子たちの治療を行わせていただいております。
現在200頭近くの子たちの治療を行なってきており、数多くの子たちが現在も元気にしてくれています。100%死んでしまうと言われていた不治の病が、
治すことができる可能性があることを実感しております。

 

イギリスにて、猫のFIP治療で許可が取れている経口GS-441524製剤を輸入し、
猫さんのFIP治療を当院にて行なうことができるようになりました。
(在庫の問題がありますので、ご希望の方はまずはお電話ください。)

 

このGS441524は、海外(オーストラリア、イギリス)では以前から使用されており、すでに500頭近くの治療実績があります(2020年10月〜2021年11月)。国際猫医学会:ISFMでもその治療計画が紹介されています。すでにオーストラリアでは2020年10月〜2021年11月で500頭ほどの治療実績があるようです。
海外での実績もあるため、安心して使用ができると期待しております。(費用はかかります。)

また、当院ではFIP治療に、モルヌピラビルでの治療も行っております。
私自身、本剤は治療効果がゆっくりと出てくる印象や、治療に時間がかかる印象があります。
Dr.PEDERSENの報告と、今までの私の経験から、病状が良くなってきているのかどうか慎重に判断しながら投薬量や投与期間を決定しております。

たくさんのFIPの子たちを診させていただいている中で、FIPの治療はとても難しいことを実感しております。これだけの子たちを診ていてもまだまだ分からないことが多いと感じる病気であります。

FIP治療が間に合わず、3ヶ月齢という年齢で、残念ながら亡くなってしまった子もいます。
瀕死の状態でなんとか頑張ってくれて、今も元気に生活している子もいます。

小さな子たちの命を救ってあげるために、安心して受けれる治療、また治せる可能性が高い治療の選択など、今後も模索していかなければいけないと考えております。

モルヌピラビルの治療で治らない、他の製剤で治療がうまくいかない子などもご相談ください。

まだまだ手探りな治療ではありますが、FIP、猫伝染性腹膜炎になってしまった猫さんとそのご家族様が望まれる治療を提供できればと考えております。

宜しくお願い致します。

株式会社こばやし動物病院