生まれてまだ2~3ヶ月のヒョウちゃん。

交通事故に遭い来院されました。

息をするのがきつそうです。

レントゲン検査にて、幸い、骨折はありませんでした。

しかし、横隔膜という膜が事故の衝撃により破けてしまっている状態で重傷でした。横隔膜ヘルニアと言います。

横隔膜というのは、胸とお腹を分けている膜です。

そこが破けているので、お腹の中になければいけない腸や肝臓が胸腔内に入り込んでしまい、肺が膨らまない状態でした。

一つ一つ細かく縫って、肋骨の間から、胸に2〜3日くだを入れてと、ヒョウちゃんも大変な治療でした。

まだ体も小さいため、手術に耐えられるかとても不安でしたが、

無事に手術も乗り越え元気になってくれました。

先日は定期検診のため来院。体重も増え、元気一杯。

写真は苦手なようで、なかなかカメラ目線にはなってくれず。。

可愛いから良しですね!

手術前 横からのレントゲン 内臓が胸に入り込み空気が吸えてません

治療後完治
内臓が戻り、肺が綺麗になってます。心臓もしっかり見えます。

 

株式会社こばやし動物病院