避妊・去勢

避妊去勢手術を行う目的

年を取ってから起こることが多い病気に、乳腺腫瘍や子宮・卵巣の病気(女の子)、前立腺の病気など(男の子)が挙げられます。
けれど、若い時期に避妊・去勢手術をすることでこれらの病気の発症を抑えることができます。
そのため、当院では子供を作る予定がないワンちゃん、ネコちゃんは、避妊・去勢手術を皆様にお勧めしています。

しかしながら、健康な体にメスを入れる、麻酔をかけることに違いはありませんので、
飼い主様によっては、手術に抵抗を持たれる方もいらっっしゃると思います。
ご相談だけでも承っておりますので一度お気軽にご来院ください。

子犬、子猫が手術を行える時期

clinic5-1子犬、子猫ちゃんは生後5~6ヶ月(これ以降でも手術は可能です)
この時期に手術を行うと、女の子の場合は、最初の発情が来る前に避妊手術を行うことになるので乳腺腫瘍の発生率を非常に低くする事ができます。
また、男の子の場合は、この時期を過ぎてからの手術でも病気の予防効果は期待できるため決して遅くはありませんが、基本的には早めの手術をお勧めしています。

入院期間

避妊手術

◇ 1泊の入院

去勢手術

◇ 日帰り
(ただし、陰睾の場合(精巣がお腹の中にとどまっている場合)には開腹手術になる可能性があるため、1泊の入院が必要)
*詳しい内容については獣医師にお尋ね下さい。

手術のメリット、デメリット

当院では「痛み」に配慮した手術を心がけております
当院では「痛み」に配慮した手術を心がけております
できる限り痛くないよう手術を行います
できる限り痛くないよう手術を行います

避妊手術

◎ メリット ◎
●不用意な妊娠を予防できる
●子宮蓄膿症や卵巣腫瘍などの卵巣および子宮の病気の予防ができる
●乳腺腫瘍の発生率が低下する
※犬では、最初の発情が来る前に避妊手術を行った場合の乳腺腫瘍の発生率は0.05%ですが、2回目の発情が来る前では8%にまで上がります
△ デメリット △
●手術後に肥満になりやすい傾向があるため、食事量のコントロールが必要な場合がある

去勢手術

◎ メリット ◎
●雄性ホルモンが関与しているといわれている前立腺肥大や肛門周囲の腫瘍および会陰ヘルニアの予防ができる
●特に陰嚢内に精巣が下りていない場合(陰睾)は精巣腫瘍になる可能性が高いため、その予防に効果がある
●学習による問題行動(マーキング行動や攻撃性)の習慣化を未然に予防する効果がある

△ デメリット △
●手術後に肥満になりやすい傾向があるため、食事量のコントロールが必要な場合がある

当院の避妊・去勢手術の流れはこちら

手術術は予約制になります

1:初診の方は予約前にご来院が必要になります

▶ 体のチェック(問診、聴診、触診、視診)を受けていただきます
▶ その後、手術の説明をさせていただき、予約を取ります

2:手術前の御注意

▶ 手術は全身麻酔をして行います。全身麻酔前には、12時間以上の絶食が必要です
▶ お食事は前夜の20時までにお済ませください
▶ お水は当日朝8時以降はあげないで下さい

3:来院

▶ 手術当日は午前10時30分までにお越し下さい
▶ 再度手術の流れを説明させていただき、手術同意書にご記入いただきます
▶ その後、動物をお預かりいたします

4:術前検査

▶ 血液検査を行い、肝臓や腎臓の機能や貧血がないかなど評価します。麻酔が安心してかけられるかどうかチェック致します
▶ 6歳以上の子は、胸部のX線検査も行います
◎検査の結果次第では、当日の手術が中止、延期になる場合もございますので、予めご了承ください

5:手術

▶ 12時から16時の間に手術を行います

6:術後

▶ 手術が終わり、麻酔が覚めたらお電話にてご連絡いたします

7:入院

▶ 女の子は1泊入院して、術後管理をいたします

8:退院

▶ 男の子は手術当日の16時以降、女の子は手術の翌日(診察時間内なら何時でも可)の退院となります
▶ 退院後の自宅での過ごし方の説明をいたします

9:自宅管理

▶ 退院日から男の子は7日後、女の子は10日後以降に抜糸になります
▶ 退院後3日間は1日2回お薬を飲ませていただきます
▶ 傷を舐めないようにエリザベスカラーをお渡ししますので、抜糸まではつけておいて下さい
▶ 激しい運動やシャンプーは避けてください

10:抜糸

▶ 抜糸は診察時間内でしたらいつでも結構です
▶ 抜糸が終わったら普段の生活に戻ります