総合診療

一般内科全般

一般内科

動物は言葉を話すことができないため、飼い主様のお話と動物の状態から異常を探していきます。
当院では丁寧な視診・触診・聴診で原因を見つけ出し、検査や治療について飼い主様に分かりやすくお伝えして、一緒に治療を進めていくことを心がけています。
また、予防接種・健康診断・避妊去勢手術などの予防医療のほか、初めて動物を飼われる方への飼い方やフードに関するご相談も行なっています。
病気の早期発見には、小さなサインも逃さないことが肝心です。当院のスタッフは各科専門医より定期指導を受け、より多くの知識・より良い治療を、少しでも早く取り入れられるように日々努力しております。体全体をしっかり診てあげることができる病院として、動物達の健康を守ります。

対応可能な疾患

  • 全身的な診察、予防接種(犬:2種・6種・8種、猫:3種・5種)、定期検診、避妊・去勢手術

皮膚科

皮膚科

皮膚や耳の痒み、フケ、薄毛、皮膚のできものなど、皮膚病の治療を行っています。
皮膚トラブルの原因は幅広く、最近増えているアトピーやアレルギーの他、内臓病、関節の痛みなどがあります。
犬種や猫種・年齢・経過から総合的に原因を特定し、最適な治療を行なっていきます。
治療方法には、薬・生活様式の変更・食事の変更・スキンケアなどがあり、その子ごとに治療法が変わってくることもあります。少しでも辛い痒みから解放してあげられるよう、ご家族様と一緒に治療を進めていきます。

対応可能な疾患

  • 皮膚病一般、膿皮症、皮膚糸状菌症(猫カビ)、アトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、発疹、脱毛、痒み、できもの、薄毛、皮膚腫瘍切除、凍結切除

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眼科

眼科

充血や眼が開かない場合は、ワンちゃんネコちゃんが眼に痛みを感じている場合があります。
眼の病気は失明につながる危険もあるため、早急な対応が必要です。
当院では獣医眼科専門医による監督診療を行っております。
各種の眼科検査(神経眼科学的検査・涙液量検査・細隙灯検査・眼底検査・眼圧検査・眼科超音波検査・角膜染色・スワブ検査など)を行うことが可能です。
また、獣医眼科専門医による定期来院専門診療も行っており、難治症例やセカンドオピニオンについて、診療を受けていただけます(完全予約制:隔月1回)。

専門獣医師
獣医眼科認定医 若生晋輔

対応可能な疾患

  • 涙やけ、角膜潰瘍(眼にキズ)、白内障、緑内障、ドライアイ、網膜疾患、まぶたのできもの、一般眼科手術(チェリーアイ、フラップ術、眼球摘出)
    *当院では白内障・網膜手術は行っておりません。
    必要な場合は、専門病院をご紹介させていただきます

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循環器科

循環器科

ワンちゃんでは弁膜症、ネコちゃんでは心筋症が多く認められます。その症状として、咳や呼吸困難があります。これらの症状が出ている子は、すでに病状がかなり悪化していることが多いため早めの受診が必要です。
心臓病の治療で大切なことは、症状が出る前に治療を始める事です。そのために、定期的な聴診による早期発見・心臓病の種類の特定をした上で、正しい治療を行うことが大切です。
当院では、聴診、血圧検査、レントゲン検査、心臓超音波検査を用いて診断します。
また、特に多い「僧帽弁閉鎖不全症」については、アメリカ獣医内科学会(ACVIM)が定めるガイドラインに沿って、治療の進行度・お薬を飲み始めるタイミング・種類を決定します。
ワンちゃんネコちゃんが少しでも長く楽しい生活が送れるよう、飼い主様と相談しながら治療方針を決定します。

対応可能な疾患

  • 僧帽弁閉鎖不全など弁膜症、肥大型心筋症、肺水腫治療
    *心臓外科手術を希望される方は、専門病院をご紹介させていただきます

呼吸器科

呼吸器科

ワンちゃんの咳は、何か喉に詰まっているような動作をとります。
子犬さんでは、気管支炎(ケンネルコフ)が多く、重症化すると肺炎になります。
早期治療が大切になります。

気管支炎の治療は、飲み薬と吸入治療(病状に応じて)を行います。
また、鼻の短い犬種(フレンチブルドッグ、パグ、ペキニーズ)は、いびきをかく原因に短頭種気道症候群があります。必要であれば早期の手術をお勧めしております。
ネコちゃんでは、ヘルペスウイルスやカリシウイルスによる風邪症状(くしゃみ、鼻水)が多く見られます。

対応可能な疾患

  • 気管虚脱、肺炎、肺水腫、気胸、急性呼吸窮迫症候群、短頭種気道症候群、喉頭麻痺、ケンネルコフ、猫喘息、気管切開、横隔膜ヘルニア、開胸術

消化器科

消化器科

「便がゆるい」「下痢している」「何度も吐いている」などの症状を指します。嘔吐や下痢の原因は、胃腸炎・寄生虫・誤飲・悪性腫瘍と様々です。最近は、慢性腸症(食事反応性腸症など)・リンパ管拡張症の子も多く見られます。問診や一般身体検査、状態や症状によって、血液検査・腹部超音波検査などを行い、原因を特定します。

また、ワンちゃんやネコちゃんともに、ヒモや石などを好んで食べてしまう子がいます。 当院では、誤飲した時間や飲み込んでしまったものの種類によって、催吐処置(吐かせる)を行います。吐かない場合や、出てこない場合は、内視鏡にて摘出をします。

対応可能な疾患

  • 胃腸炎、慢性腸症、膵炎、肝臓疾患、胆嚢粘液嚢腫、胆泥症、大腸ポリープ、腸閉塞、腸重積、便秘、内視鏡検査処置(異物摘出、消化管生検)、腹部外科

内分泌科

内分泌科

内分泌疾患とは、ホルモンの病気のことを言います。代表的なものに、糖尿病・クッシング病・甲状腺機能低下症があります。
水をたくさん飲む、よくご飯は食べるけど体重が減ってきた、左右対称に薄毛が広がってきたなどの症状がある場合は、一度血液検査をお勧めします。

対応可能な疾患

  • 糖尿病、副腎皮質機能亢進症(クッシング病)、副腎皮質機能低下症(アジソン病)、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症

泌尿器科

泌尿器科

血尿が出ている、おしっこが出ない、トイレにこもっているなどの原因に、膀胱炎や腎臓病が考えられます。
また、尿路結石症というおしっこに石ができやすい子も多くなっています。
これらの原因として、緊急対応が必要なこともありますので、
早めに受診をお願いいたします。食事管理の相談も受けております。
子宮蓄膿症の緊急手術にも対応しております。

対応可能な疾患

  • 尿路結石、尿道閉塞、腎臓病、前立腺疾患、膀胱炎、精巣陰睾、子宮蓄膿症 帝王切開、膀胱破裂、泌尿器繁殖外科

神経科(発作科)

けいれん発作の治療や重積発作の緊急治療・対応を行います。
重積発作とは、けいれん発作が30分以上続く状態を言います。長時間続く発作は、脳損傷を引き起こし、命を落とす危険もあります。
けいれんの原因には、てんかん・脳炎・脳腫瘍・水頭症・内臓疾患・脳梗塞などがあり、原因により治療方針が異なります。
確定診断には、他院でのMRI検査が必要になりますが、その子の年齢や状態、ご家族様のご意向によっては、MRIの検査なしに治療を行うことも可能です。

対応可能な疾患

  • てんかん、水頭症、けいれん発作、前庭(ぜんてい)疾患、眼振、起立困難、失明

その他診療科目

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